株式会社ジェイ・プラン

COLUMN
だから開発はオモシロイ

第48回 情報の価値とは

商業施設新聞 2018年9月18日(火)掲載

 我々の日常生活においては、好むと好まざると連日おびただしい『情報』がマスコミを通じて流されてくる。
TV・ラジオ・新聞・雑誌…等である。現代社会においてはそれらに加え、PCやスマホからも発信されてくる。そして最近では逆方向からのツイッター・ブログ・インスタグラム等を使ってのマスコミへの流れも見逃せない。一例を挙げるならば米のトランプ大統領がツィートする事により自分の考えを発信しそれが全世界のマスコミにも報道されている。
そしてこれらとは全く別に日常業務での、ヒトからヒトへの情報交換、ノミニケーションでの生の情報も決して侮れない。
ビジネス社会においては『それらの情報』をどう活用するか?どれを取捨選択するか?によって成果が大きく左右される事も数多い。
 さて『出店・開発』というキーワードで数多くの『価値ある(と思っている)情報』を業務の一環としてデべやテナントへ発信するのを『情報サービス産業』として捉えるならば、決して眼で見る事が出来ない『情報』という得体の知れない『モノ』を一つの商品として『出店・開発のお手伝いをする』とはビジネス行為になり、経済合理性と利害関係が発生するだけにその取扱い・取捨選択は必然的に慎重にならざるを得ない。
このように『情報』とは発信する側と受け手がいて初めて成り立つものではあるが、それぞれの立場・価値観の違い等で意見が異なる例も多く見られる。
 ビジネス社会に限らず日常の生活においても、パソコンの出現と携帯電話がスマホになりこれらの『便利な道具』を利用活用することによりスピード感も増し、大きく変化をしてきているが、あくまでも『便利な道具』でしかない。だからこそ『情報の価値』を見極める力即ち『情報の本質』をどう捉えて、どの様に利用するか、出来るかにかかってくるのではないだろうかと思うのである。
 『昭和』が『平成』になり来年からは『**』になり、そしてオリンピックも56年ぶりに東京で開催される、前回のオリンピックに合わせ高速道路が整備され、新幹線も開通し社会が飛躍的に変化を遂げた。
果たしてこの時代『高度な情報化社会』は、これからどの様に変化そして進化していくのであろうか?

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