株式会社ジェイ・プラン

COLUMN
だから開発はオモシロイ

第45回 決算が終わって

商業施設新聞 2018年6月19日(火)掲載

6月の声を聞くと全国のあちこちで多くの会社の株主総会が開かれる。

3月決算の企業・会社が多く、5月末までに決算を確定し申告の時期だからである。

必然的に4月から5月にかけてその決算結果即ち1年間の行動・活動の結果・実績が数字で表され、それを発表するのである。

いつの時代でもそうであると言えるが、それぞれがそれぞれの立場で当たり前に精一杯努力をしているのだろうが、楽な時代はないのである。だから面白いのかもしれない。

公表されたSC業界各社の決算結果と今期の指針を眺めてみると、いくつかの共通項が見えてくる。

先ずデべについて言うならば、➀マーケットニーズをしっかりとらえてのきめ細かな、大型の改装・リニューアルを実行②衣料品市場の縮小に伴い、それ以外の業種の新規テナントの開発による独自性と目新しさの打ち出し③小売りの本質である入店客数増加の為の効果的な販促活動等。それぞれ手段・方法の違いこそあれ積極的な施策をとった所が好業績を上げている。

小売り・飲食業に共通して見受けられるのは、➀新業態の開発に成功した会社が強い、即ち多業態への進出に積極的である。②➀とは反するが、自社得意な一業態に特化した店はしっかりと根強い業績を上げている。

③人手不足によるアルバイトの正社員化及び従業員の教育、そして食材費の高騰、これらによる経費の上昇を見込んだ店舗運営の効率及び生産性の向上対策がなされている。そして一様に上げているのが慎重且つ積極的な新規出店の実行。

いずれにしても、これら前年度の結果を検証しながら新年度における基本方針・政策が株主総会での大きな課題となっている。新年度に限らず中長期計画も忘れてはならない。

前年度苦戦した会社においては、新経営体制での成長戦略強化として社長の交代なども見受けられ、新たな組織の改編実行も選択肢の一つにあげられたりする。また新規事業への参入、海外事業の改善、特に物販において見逃せないのがEC部門のより拡大・・・。

それぞれの会社の事情により、様々な方策が打ち出されているが、実行していくのは『ヒト』永遠の課題『人材育成・教育』を忘れてはならない!

果たして来年の今頃、貴方はそして貴方の会社はどうなっているか?そしてどんな事を考えているのだろうか?

かくいう我が社においても、も一度足元をしっかり見てみる必要がありそうだ!

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